YUPPYさんは、TUCグループに勤務するOLさん。普段はお客さん相手に接客業を行う彼女だが、どうしてドリフトに目覚めたのだろうか?
TUCグループ
TUCグループは、関東を中心に輸入車を扱う会社で、PORSCHEでのレース活動や、スポンサーとしても積極的に活動している。最近ではレースだけでなく、ドリフトの走行会にも参加しているそうで、今後の展開が気になる会社だ。
意外性
YUPPYさんは、カメラを向けてもカメラ慣れをしていて、笑顔を作ってくれる。きっと職場では、看板娘なのであろう。
そんな彼女が、ナンバーなしの爆音JZX100チェイサーを運転している姿は、いい意味で意外である。
「マフラーですか?爆音もまた、いい!あはは」
チェイサーを好きになってしまった
「ええ?何だろう…。ほんとマニアックな話なんですけど…なんでチェイサーかって言うと…音が好きになっちゃって(笑)チェイサーの音」
「マフラーからのブーンってアクセル踏む時の音が、すごい好きになっちゃって、そこからチェイサー買うきっかけになって(笑)で、ドリフトってアクセル踏むじゃないですか?それが一番分かるのがドリフトだったから。1JZの音が大好きです。気持ち悪いですよね(笑)」
聞くと、1JZの音マニアのようで、音を好きになってからチェイサーに乗るために免許を取ったそうだ。1JZといえば、マークⅡやクレスタもあるが、3兄弟の中でもチェイサーが好きとの事。
「あの、例えばテールとかだと、チェイサーって四角いですよね?角ばってるのが好きなんです!あはは、気持ち悪い私(笑)」
また、彼女は張り出しエアロが好きなようで「クッキングパパみたいなエアロ」と表現していた、お気に入りのRastyのエアロは、走行会の日は割らないように外している。
1週つなげたい
そんなチェイサーだが「乗りやすいし、ドリフトしやすい」と音だけでなく、走りにも満足。
「これ以上パワーアップすると、わたしの手に負えない」
今のところは、インタークーラー、エアクリ、マフラー、車高調(HKSのハイパーマックス)、マフラーはフルストレート、デフとライトチューンながら、ツアラー系はそれだけでも十分走れるベース車両だと思う。
「ドリフトを集中してやるようになったのは、ほんと、ここ1年くらいで。それまでは、もう付き合いで」
ドリフトについては、嗜む程度だったが、ここ最近は真剣に走るようになったらしい。マシンをチェックすると、所々ヒットした形跡が見られ、言葉通り、走り込んでいる様子。
ペースとしては月に1、2回程走っており練習を重ねている。
「1週つなげて走りたい」
もしかすると、数年後にはつなぎっぱなしで、サーキットを走るチェイサーを見かける事があるかもしれない。