シルビアと言えば、ドリフトと連想する人が多いかと思うが、今回は全く異なるアプローチの車両を紹介したい。
チューニングカーとGTカー(レーシングカー)は、そもそも別物だが、オーナーのTさんは根っからのGTカー好きで、ストリートカーであるシルビアをGTカーのように造り変えてしまった。その内容がとにかく、とんでもない事になっている。
世界に1つのエアロ
はじめて本マシンに出会った時は、見たことないエアロだなと軽く考えていたが、よくよく見るとトルクス(超低頭ボルト)が打ち込んであって、その頭を入れるスペースが設けられており、“これは普通じゃない”と気がついた。しかもチリが異様に綺麗だ。
聞くと、スーパーGTに出ている車両を手掛けているエアロ屋さんに、お願いして造ってもらった「今のところ世界に一台です」というワンオフ物らしい。