フェンダリストに向けてのデモカー企画で、どうしても試したみたかったホワイトレター。USDMGEEKを主催するX-Pointの千葉さんに相談したところ「Tirestickersがいいですよ」と教えてもらい、WORKSVERYさんから購入。
厚みがあるラバータイプ
品切れだった為、二週間程かかったが国内でも輸入しているショップがあるので在庫があればすぐ届くだろう。手にしてみた印象はタイヤステッカーというネーミングではあるが、どちらかと言うと“ゴムのワッペン”といった印象だ。
付属品は、ステッカーと接着剤、ステッカーの汚れを落とすスプレー、手袋、説明書。
下準備でトラブル
ホワイトレターだが様々なタイヤメーカーの物がある中で、筆者はPROXESを購入したが、もの凄い間違いをしてしまう。
TOYOTIREなのに、何を思ったかGOODYEARの新品タイヤを購入していて「さぁ、貼ろう!」という時に気がついてしまった。
このような間違いをする方は少ないと思うので参考にはならないかと思うが、念の為に注意が必要かもしれない。
下準備だが、まずはタイヤのヒゲをニッパーで根本からカットし、貼り付ける位置を決める。なるべくタイヤに印字されている文字を見て4本とも同じ位置になるようにすると良いだろう。
タイヤはパーツクリーナーで脱脂します。さらにサンドペーパーで軽く削って密着性を高めると良いと教わりましたが時間の都合上、脱脂だけにしました。
そして、タイヤステッカーの裏側に付属の接着剤を塗っていきます。ここで間違いを起こしていますが、これだけ見ても分からないかと思います。
いよいよタイヤに貼っていきます。9.5jにPROXES R1Rの225/40-18というムチムチ狙いなので、貼るにあたってスペース的には作業しやすかったように思います。引っ張っている方はどうなのか教えていただきたい所です。
ここで先程の間違いが露呈します。“接着剤の量が多かった”為に、塗布面から接着剤が溢れ出てしまいました。
これにより凸凹が出来てしまい、開いた隙間に接着剤をつぎ足しても効果は薄いようです。それどころか余計に凹凸を作る事になり、接着剤にありがちな汚い仕上がりになります。
コツは薄く塗る
1本目の間違いを正すために、2本目は接着剤の量を抑え、薄くまんべんなく塗る事でキレイに貼る事が出来ました。
この接着剤ですが、予想以上に密着性は高いので、本当に薄く塗るだけでいいようです。貼ってからしばらく経ちますが、薄く塗った所は剥がれず、1本目の失敗した所の方が凹凸が大きくなっています。
接着剤は4本塗ってもあまる量があり、後日浮いた所に継ぎ足したり、試したことはありませんが剥がしてもう一度貼る事もできるようなので薄く塗る方がベストかと思います。
文字の間隔を決めておく
これは文字によって異なるのかもしれませんがPROXESの場合、TOYO、TIRES、PRO、XESと4分割されているので文字の間隔を決めておいたほうがいいでしょう。
好みの問題ですが、TOYOTIRESは少し離して正解でしたが、PROXESについては離さない方が良かったと後悔しました。
作業を終えて
タッチペン、タイヤプリント、ステッカーとタイヤに文字を入れる方法は様々ですが、今回試したこの商品は思ったより剥がれ、汚れが少なく満足しています。
ステッカーにはカーショウ専用に使うフィルムタイプ(薄いタイプ)があるようですが、普段使いのクルマや長持ちさせたい方はラバータイプを選んだ方がいいかと思います。また、これだけの作業ですが繊細な一面もあるので、完璧主義の方はショップに任せたほうが無難と感じました。