団地組。準メンバーも含めて20数台からなるチームである。
以前、リーダーのTさんとは某所でお会いした事があるが、今回はメンバーが住む栃木まで足を延ばした。
雨音と会話
突然スコールのような雨にあいながらも、メンバーの所有する作業場に着いた。
周辺には民家がなく、少し寂れた建物が並ぶ場所に、シルビア、アリスト、マークⅡなどが置かれていた。この“いかにも”という雰囲気が心地よい。作業場には自分達で建てたという休憩場所があり、そこに集まるメンバーを見ていると、まるで80年台の邦画を見ているようだった。
彼らはここで整備や溶接、小物の塗装などをやっている。団地組のステージは特にここと決まっているわけではない。土地柄、冬にはサーキットへ行くかクルマを造ったりしている。
五月雨の中、雨が上がるまでしばらく話を聞かせてもらった。


