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北米野郎、USDM、アコードの詳細

北米野郎の中の人は、本当に北米野郎だった!!全国のShowに自走で行く理由、アワードに対する考え、USDMをルーツから学び造ったアコードはシェイブド、ワイヤータック、スーチャ搭載!!

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一つ一つの言葉を見逃さないように注意した。話している内に小林氏の活動、クルマ造り、考え方に“もっていかれた”からだ。

小林氏はLEVEL ONEのメンバーで、一万人の来場者が訪れるイベント、北米野郎の運営に携わりながら、自らも全国のショウに足を運び、数々のアワードを受賞している。

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肩書きだけでなく本物のインフルエンサーが話す言葉に質量を感じた。

答えの結晶

取材にあたり無理を言って、ピットインしてるというアコードを見せてもらった。

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シェイブドされたエンジンベイに、メッキ加工されたエンジン、ワイヤータックが生み出す整然とした空間とレイアウト。

これから掘り下げたいと思うが、これこそ小林氏の現時点の答えである。北米野郎、USDMの話など本記事で全てを伝えるのは難しいだろう。それほど内容は濃い。

今回は小林氏のクルマ造りを中心にその人物像に迫りたいと思う。

USDMをルーツから

まずは小林氏の背景を知りたくなった。どのような経験を経て現在に至るのか。

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「クルマは18歳からずっとやってて、色んなジャンルのクルマ乗ってきたんですけど、最終的に今のスタイルというか。はい。はじめて自分で買ったのは90のツアラーV。で、ちょっとドリフトしたりとか、それからオデッセイ乗ってUSDM意識しはじめて。次に買ったのがインパラでローライダーずっとやってて、その流れもあってこのクルマに行き着いてる感じですね」

ざっくりと概要を語ってくれたが、インパラではホッピングしたりショウに出しまくっていたそうだ。

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USDMの視点から見るとそのルーツをたどるような経歴であるが、本人曰く結果的にそうなったと自然な流れだったようだ。

USコンバージョンと無限

さて、芸術品の域まで達している本アコードを掘り下げていきたいと思うが、まずはUSコンバージョンについて聞いてみた。

「現状は、ほぼほぼいけてるかなと。はい。変わってない所ですか?ハンドル位置とボンネットオープナーがまだ左に変えてないんで、それくらいですかね」

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グリルには無限のエンブレムが見えるが、これについてはどういった解釈なのだろうか?

「えーと、今は無限になってますね。ていうのは、向こうでけっこう無限がフューチャーされてて、これと同じ型乗ってる人達って無限を付けたがるんで。USバンパーで長年乗ってきたんですけど、まぁアクセントとして去年、無限仕様に変えたって感じですね」

コンセプト

USDMは単にUS化するといった安易なカテゴリーではないと認識した上で、失礼かとは思ったが小林氏の見解を知りたくなり何故チューニングに手を出したのか、あえて愚問を投げかけてみた。
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「そうですね、最初はもちろん僕もUS化だけで満足してたんですけど、そこから更に上を目指そうってなった時に、手を加えていきたいっていうのがあって。で、国内だとあんまりいないですけど、向こうだとワゴンでも何百馬力のモンスターマシンがいて、普通にストリート走ってるんで、それを日本でやっても面白いかなっていうのもあって、今もSタイヤ履いてるんですけどワゴンでも速いっていう方向にもっていったって感じですね」

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「たぶん無限バンパーってのも癖があるんで賛否あると思うんです。前のUSバンパーがいいって言う人もいますし。でも、まぁ、一つの形として無限仕様というの造ってみたかったというのもありますし、このボディカラーとガラスの状態っていうのは、USにある状態と同じ物なので、それを右ハンドルのクルマで再現できるっていうのは僕の中ではいいのかなと思ってます」

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「いじってて、ただシートをバケットに変えたというよりも、エンジンにも手を入れて本当に走れる形にもっていった方がクルマを造ってて明確なコンセプトも見えてくるんで。で、街乗りもできますしね、この仕様で北海道とか九州まで行ったりしてます」

車高調を選んだ理由

聞くとセカンドカーのCBアコードはエアサスで、このCW2のツアラーは生脚だそうだが、生脚にこだわっているのだろうか?

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「うーんと、そうですね。過去にエアサスもハイドロ入ってるクルマも乗って、もちろん車高調も乗って。何だろう、車高調が自分には一番合ってるのかなぁって。で、どこでも走れるクルマに造ってるんで、このままフェリーも乗れますし、余程の悪路でない限りは走れるんで。であれば、わざわざ可動の足にしなくても十分かなと」

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ここまでの話を聞いて、小林氏の話す内容はきちんと筋道が立てられていて一貫性があり答えも明確だ。そこにアバウトな物はなく妥協も見られない。こうした話を自分に当てはめて考えてみると同じように答えられるか不安になった。

アウトリップ

それにしても、アウトリップ具合もさる事ながら、このクリアランスで本当に走れるのだろうか?実物を目の前にしても不思議だと話していた所、栃木のSpec. Car life shopの小林さんを交えて雑談になった。

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「ショックの位置をずらしてあって。従来の位置よりも内側に入るように逃してあげて。ピロアッパーにしてあるんですけど、ダブルウィッシュボーンなんで本来はピロで寝かしてもキャンバー付かないんですよ。なんで、キャンバー自体はアッパアームで寝かしてるんですけど、ショックの位置もずらしてホイールがショックとも当たらないようにしてます」

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なるほどと感心してると、小林氏がエンジンをかけてハンドルを切ってくれたのだが本当に紙一重で驚いた。しかもフェンダーを巻いた痕跡やヒットした跡は一切見られない。

「リアはシックネスゲージって専用というか細かい幅を測る工具を使ってやってるんで、ギリギリピタピタですね」

フェンダリスト的な話しになると、フェンダーはストックの爪折りだが、これもまた普通ではない。ただ折るのではなく引っ張り出して折った上で、元に戻して成形しているそうだ。

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これは爪の厚みを無くし、折る事によってできる波打ちを完全に消す為。

こうした構想を練ったオーナーの小林氏も、手がけたSPECの小林さんも卓越した知識と技術あればこそ実現できた姿だろう。これでストロークが確保されていて、街乗りからサーキットまで走るというのだから、良い意味でどうかしてるだろう?

クリアランスの美学

ホイールはアーケインのレジェンド。17インチまでしかなかったが18インチのディスクを特注して、ステップリムで19インチにしており、レジェンドではおそらく世界に一つとの事。

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ハブボルトはレーシングハブボルト、ナットは12pointのチタン。

キャリパーはSTOPTECHで他車種の流用。ブラケットはワンオフ。キャリパーとディスクのクリアランスはこれまた紙一重。しかもスペーサーなしとの事で、足元は全てミリ単位で計算されて構築されている。

そしてこれらは、トータルバランスを加味して色付けされており、実のところこの作業こそ個性を発揮するクルマ造りの要だったりする。それがローターの中心に関する話。

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「元々はブラックだったんですけど、クロームメッキかけましたね。外装のメッキパーツを全部ブラッククロームに変えたんですよ。モール、ドアハンドルとか」

「雰囲気を全部殺したんで。で、エンジンもメッキにしたんで、足にもスポットでメッキを入れようと思って。ホイールはポリッシュからブラックに塗り替えて、キャリパーはボディと同色に塗り直してて、まぁ面積的にもベルハット(STOPTECHのブレーキKIT)にクロームってカッコいいかなと思って」

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足し算と引き算を考えて造っているのがよく分かる。

パーツリスト

ここで小林氏からもらったパーツリストを紹介したいと思う。話がそれてしまうが、こうしたリストを作っておくとイベントのエントリーの際に有効だ。

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エントリーを受ける側としても、すごく簡潔で分かりやすいのでぜひ参考にしてほしい。

USパーツ

アコードのUSパーツについては、一つ一つ紹介するのが困難な為、US化にあたり苦労した所と珍しいパーツを伝えたいと思う。

その一つは“ガラス”。サンルーフもそうだが特にフロントガラスのUS化は一筋縄ではいかなかったようだ。

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「ボディを切らないと入らないんですよ。左右非対称のガラスで。ガラス外して、エンジンルームの上の板金パネルを切って、USとJPのニコイチにしないとガラスのVの字が逆になって入らないんで、それをやるのにどうせだったら色も変えようって事で、色は向こうのツアラーにしかない設定の色でオールペンしたんです」

USとJPではガラスの形状が異なり、単純に入れ替えるだけとはいかなかったようだ。大きい作業ではあるが、JP物にはないVINコード(シリアルナンバー)とAマークを見ると思わずニンマリしてしまう。

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また、運転席のダッシュ上に置かれてるのはUSのETC。

「カリフォルニア州のハイウェイの有料ゾーンを走る時は、このボタンで切り替えて走ると後でクレジットの請求が来るっていうやつですね」

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小林氏のUSコンバージョンにおける手段は、ネットでの購入もあるが現地調達も欠かせないという。確かにここまでの物は、現地とのネットワークがないとなかなか実現しないだろう。

エンジン

現在マフラーを新調しているらしく、セッティングの真っ最中だという話だが、エンジンについて説明してもらった。

基本的にクロームメッキ加工がされていて、一部ポリッシュ加工。凄まじい仕上がりだが、そもそも何故この仕様になったのだろうか?

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「10月の北米野郎という自分のイベントの時はカラードだったんです。ベースがブラックでスーチャとか一部ポリッシュだったんですけど、ホットロッドというイベントに出すにあたってインパクト与える為にマウントから全部メッキにして」

シェイブに関しては、サービスホールや取り外したパーツの取り付け穴をスムージングするという方針で、極端な造形は避けている。

「USDMっていう所もあるんで極端なエンジンルームの造形をしたくなかったんですね、純正ありきの形で仕上げていきたかったんで」

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そこにコンセプトの“速いワゴン”を演出する為のスーパーチャージャーを搭載。スーチャを繋ぐインレット(インマニ)は自作。元々ボルトオンKITだったが、取り回しが気になったので造り直したという。

カタログでは30〜50馬力アップらしく、205馬力のK24エンジンに積んで、最終的にエンジンが許せば300馬力くらい引き出せればと話してくれた。

スパイス

何時間でも見ていたくなるエンジンルームだが、クルマでは見慣れないブレーキのリザーバータンクが気になった。

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「純正はプラスチックかただの樹脂分からないんですけど。これはリッターバイク用のを2個つけてフロント用リア用で分配してるだけですね。クルマ用だとあんまりカッコいいのがないんですけど、バイク用は色々あって」

ブレーキに関わる部分なので、専門的知識がない方はマネをしてはいけないが、クローム一択の無垢なエンジンルームに興味をそそる部分を造るのはすごく上手いと思う。ギャラリーの視線を意識したクルマ造りだ。

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「マニアックなパーツだと、これもそうですね。バキュームのマスター。これマスターバックが左ハンドル用なんです。エアー配管が本来は助手席側から来てるんですけど、これは運転席側にあるんですよ。何も変わらないんですけど、邪魔なんで(笑)」

本来はマスターバックも室内に移そうとしたそうだが、図面と格闘した結果こうなったそうだ。

ワイヤータック

高年式のクルマでここまで仕上げるのは大変な苦労があっただろう。またワイヤータックに関しても完全に隠していて、どうなっているのか分からない。

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まずエンジン制御関連の配線は、センターコンソールの真ん中あたりを通って室内へ送っている。ABSや灯火類などの配線は両サイドのフェンダーの内側を通って室内へ。

ヒューズボックスは助手席の足元、CPUは助手席下にある。

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バッテリーとウォッシャータンクはトランクへ。いずれも元々あるフリースペースを有効活用して完全に隠している為、説明を受けないとまるで分からない。

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室内

室内を覗くと視界に入るSTATUSのフルバケ2脚に、ステッチが入ったスエードに張替え。

USパーツは勿論だが、ドアを開いた瞬間に安易な言葉しかでないがオシャレの一言。そのバランス感覚が素晴らしい。

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運転席の下に取り付けられているのは左から、ラジエーターファンのコントローラーと燃調のコントローラー。全体的にカスタムカーとは思えない仕上がりで、まるで欧州車の特別モデルのようだ。

インスピレーション

小林氏はショウに出る毎に何らかのモディファイをしているそうだが、思いつきではなく一貫して同じ方向性でバランスを取っているという。

言葉にすると理解は出来るが、実際にはどこからインスピレーションを得て計画を練るのだろうか?

「SNSで海外のクルマ見たりとか、レースも好きなんで雑誌とかで見たりして、カッコいいなってのを調べていくと、自分のクルマでも使えるかなってやってみたりとか。あとは、ショウ行って自分以外のクルマを見たり、オーナーさんに聞いてみたりして情報収集して、自分の中でじゃあこれかなって部分をSPECの小林さんに相談したりだとか」

そこに失敗はないのだろうか?

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「いや、けっこうありますよ(笑)一回やったけど駄目だったなとか。うん。実際やったり乗ってみないと分からない部分ってあるんで。パッと見なさそうですけど結構ありますね」

アワード

USDMというカテゴリーの中で、そこから外れる事なく自身のコンセプトも明確に表現した車両であっても、そこに至るまでは泥臭いトライ&エラーを繰り返しているようだ。

しかし苦心の末、生み出した今のスタイルは多数のアワードを受賞している。どうすればアワードを獲れるのだろうか?

「うーん、そうですね(笑)自分の造りたい物をそのイベントに合った物で持っていけば、やっぱり評価されると思うんで、そのイベントがどういうイベントなのかを知った上でクルマを造るっていうのが一つだとは思うんですよね」

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「ただ、そこは自分のクルマなんで、自分がやりたいようにやって。イベントのコンセプトと近づければ、アワードにも近づけるのかなと思いますけど、あんまりアワードだけを獲りにいくから、アワードに合わせたクルマを造ろうってするとコンセプトがずれる事があるかもしれないんで、そこまではしなくて良いと思いますね」

「僕も5年くらいは何も引っかからなかったんで。やっぱり上には上の人がいたんで、そういう人達に負けないようにっていうんで、参考にさせてもらったりして、その中で自分のオリジナリティ出して造っていった結果が今のクルマですね」

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人によって異なるかもしれないが、小林氏の場合、アワードが全てではなく、アワードは通過点に過ぎないのかもしれない。

「結果は後からついてくる」という言葉と重なる所があった。理想像を追い求めた結果、アワードという形で称賛されたのだろう。

北米野郎

冒頭にも話したが、小林氏はイベントを主催しながらも全国で行われているカーショウに自走で行っているという。

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今回の取材を通して、それは自身のやっている事の証明であり、ひいてはシーンを牽引しているようにも受け取れる。

「よくね、タックしてたら走らないとか、ショウの時しか乗らないとか思われがちなんですけど、ちゃんと造れば普段も乗れますし、アメ鍛も割れるって言われますけど、自分のこれも4〜5万キロ走ってますけど、一度もクラック入ってないんで、ちゃんとした物を選べば安心して乗れるんですよね」

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「やっぱ、自分の中で、そのジャンルを全て楽しみたいっていうのがあって、まぁ欲張りなんでしょうけど(笑)行くからにはちゃんとしたクルマ造りたいし、イベントやってる側としては、ちゃんとしたクルマ造ってないと示しがつかないと思ってるんで(笑)遠いから行けないっていうのも実際に自分が行けばね。うん。これで北海道も九州も自走で行ってると、来てくれるようになりますし、キッカケにもなりますしね」

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北米野郎は今年も開催される。そして、今年も全国のイベントで小林氏という北米野郎を見かける事があるかもしれない。

Photos by:Yuta, Dai
Written by: Maruyama
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