
一つ一つの言葉を見逃さないように注意した。話している内に小林氏の活動、クルマ造り、考え方に“もっていかれた”からだ。
小林氏はLEVEL ONEのメンバーで、一万人の来場者が訪れるイベント、北米野郎の運営に携わりながら、自らも全国のショウに足を運び、数々のアワードを受賞している。
肩書きだけでなく本物のインフルエンサーが話す言葉に質量を感じた。
答えの結晶
取材にあたり無理を言って、ピットインしてるというアコードを見せてもらった。
シェイブドされたエンジンベイに、メッキ加工されたエンジン、ワイヤータックが生み出す整然とした空間とレイアウト。
これから掘り下げたいと思うが、これこそ小林氏の現時点の答えである。北米野郎、USDMの話など本記事で全てを伝えるのは難しいだろう。それほど内容は濃い。
今回は小林氏のクルマ造りを中心にその人物像に迫りたいと思う。