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" From the streets of Japan " 
STREETCHIC provides information about car customization and tuning that takes place on the streets of Japan.
USDMシーンのフリスタイラー、USJDM?B20BのVTEC仕様のシビック、ボディーが全面パテのインテ、ドマーニ顔EK4

USDMシーンのフリースタイラー、東金JDMのナイトミーティングに潜入!!USJDM、そこはドープな世界への入り口!?B20B、VTEC仕様のシビック、ボディー全面パテのマニアックすぎるインテ、ドマーニ顔のEK4他

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USDMシーンのフリスタイラー、USJDM?B20BのVTEC仕様のシビック、ボディーが全面パテのインテ、ドマーニ顔EK4

時刻は、街中が寝静まる頃。

関東のとある海沿いで、東金JDMのナイトミーティングが行われると聞いて、カメラマンと車を走らせた。

事前にキャッチしていた情報では、どのような集まりなのか想像がつかなかったが、彼らと少しの間、時間を共にして、その世界観に引き込まれる事になった。

中毒性

ひとけのない待ち合わせ場所に着くと、リーダーのヨシダさんが迎えてくれた。

「チームではないです!!(笑)」

と、突然大きな声で東金JDMの紹介をしてくれた。ヨシダさんは、どちらかというと中毒性が強く、懐の広い人物なようだ。

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「チームって言っちゃうと、みんな自由にできないと思うんでー。たぶん。何だかんだ、みんな好き勝手やってるし。うーん。なんとも言い難いんですけど、ただ、USDMは意識してる人達ですよね。この辺りの人たちってUSDM系の集まりが、あんまりないんですよ。地域的に。こっち方ってね」

どうやら東金JDMはチームではなく、集団でもない。それゆえ所属する人数も分からないし、その中には個々にチームを持っていたりするらしい。

謎という訳ではないが、そういう自由なスタイルが新鮮だったりする。

夜な夜な繰り広げられる

「こういう所で集まってコアな話しするんですよ。みんなが各分野のプロなんで。板金屋がいたり車屋がいたり、溶接のプロとか」

どうやら、プライベーターな集まりで、クルマ造りという点でつながっているようだ。

「頻度ですか??うーん、なんとも言えないですね。イベントシーズンは少なかったりするんですよ、クルマいじるのに忙しいとかがあって。冬場はお食事会って感じで集まって、暖かくなったら外で集まってとか。2ヶ月に1回とか?で、近況話し合ったりとか。うん」

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彼らはこうして、プライベートやクルマ造り、トレンドなどの情報交換をしている。例えば、整備士だけど塗装は専門外で、塗装専門の人に話しを聞いたり。

ゆるい中にも、クルマに対するそれぞれの信念があり面白い。

そんな彼らの車両を見せてもらった。

シビックEK9のUS仕様

SさんのEK9は、まだ造り始めて間もない為、完成形ではないが、昨今、高騰しているタイプRをおしげもなく、US仕様に変更している。

まずは定番とよばれる5穴からの4穴への変更。

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「何でかと言うとアメリカって5穴のシビックってないんですよ。シビックのタイプRは5穴なんですよ。だからUS仕様って事で。赤い内装も取って、黒にしちゃって。脱タイプRって感じで」

アメリカにはEK4がないのだが、EK3の内装という解釈で、タイプRの象徴である赤色を、EK4の内装を使って消している。

「向こうの人達は5穴にしたがるんですね。まぁJDMっていう事ですよね。だから、そのあたりのバランスを取りながらイメージしていくのが難しいんですけど」

と4穴化について語る。ボディーカラーは現行86のPBAというソリッドグレーに、調色されているブラックを10%程度まぜて、オールペン。

その他、モールをUS化、EK4用のリアウイングをセットし、マイルメーターに変更している。

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また、アンテナ位置の移動(運転席から助手席へ)を、どのような方法で行ったか教えてもらった。

「元々、ある方を取った後に、紙を載せて鉛筆でガーってやるんですよ、そうすると穴の形が出るじゃないですか?で、それを裏返しにするんですよ。それで、向こう側に置いて、穴あけてみたいな。自分はそうやってやりましたね。他の方がどうやってるのか分からないですけど。そうすると綺麗に穴を開けられるんですよ」

ダットサン240Z

「極端にいじってはないですけど、よくあるソレックスでタコ足マフラーくらいですかね。一応オーバーホールは2年くらい前にしたんで、エンジンは調子いいですね」

錆穴さんが乗るダットサン240Zは、今や市場では高級なクルマの部類に入るが、メンテナンスをしつつ10年ほど乗っている。

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「人気車種なので部品がいっぱいあるんで、この先も法律が許す限り?部品がないから乗れないって事はないんですよ。他の旧車だと辛いと思うんですけど、このクルマに関しては純正じゃなきゃ駄目っていう人じゃない限り乗れなくなるっていうのはないと思うんですよ」

導き出した答え

ジャッキーさんとサイトウさんは型にはまらない、自分の理想のスタイルを追い求めている2人だ。それは、USDMやミニトラックなどのシーンを見続けてきて、その上で答えを出しているように思えた。

ここでは触れないが、ジャッキーさんの存在は、ドリフトシーンでもご存知の方がいるかもしれない。

「僕のシビックは、正確にはUSとかミニトラックとかじゃないんですよ、ずっと小さい頃からカスタムカー見てきて、自分の楽しいジャンルとしか思ってないんです」

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「デザイン的なところで余計な物って出てくるじゃないですか?クルマって。モールだったり、法規的にウインカーつけなきゃとかがあって、それをシェイブしたのがアメリカだったんですよね。で、USの流行りでドマーニ顔みたいなのも、元のオーナーがカナダのACURAっぽくしてたのを買ってきたんで」

「そこからスムージングやったり、ウイング外したりして、ちょっとミニトラックよりな方向で。ホイールチョイスとかも、90年代の当時っぽい、これから来るであろうテイストで、古いホイールをあえて入れて。当時流行った、MTスタイルみたいな所でやってるんですけど、まだちょっと中途半端ですね」

と、ここまでの話しで共感できる人もいるであろう。放つ言葉から彼の背景も感じる事ができる。スムージングについても、無い物を写真から探すと面白いかも知れない。

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「ホイールはクリーバー。国産でUSでも何でもないです。昔、オデッセイとかセレナとかに履いてたようなホイールを、メッキの状態がまだよかったんでオークションで買ってきて。当時だとね分厚いんですよね、タイヤが。扁平タイヤがなかった時代なんで、今ならいけると思って。これは185/35r17です。やってる人はきっとたくさんいると思うんですけどね」

インテグラ

DC2インテグラを見せてくれたサイトウさんは、久しぶりに実家に帰ってきて集まりに寄ってくれた。生粋のインテマニアといったところだろうか。

「僕の、車高が高いっていうのは申し訳ないんですけど…まぁ、ちょいちょい好きな事やってますね。埋めて塗ったりとか、エンジンやったりとか。そんな大したもんじゃないですけどね」と話し始めてくれた。

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「インテが好きで、もう免許取ってからインテしか乗ったことなくて、2台日本の乗り継いでからこれに。ホイールはホンダのエディックスというクルマの純正。USではないんですけど、さらっとこんなの履いてそうじゃんって感じで、とりあえず綺麗に乗ろうと思って」

とんでもないボディメイク

彼は、その姿勢こそ丁寧なものだが、こだわりはものすごい。所見は左ハンドルのカスタムしたインテという印象だが、とんでもない発言が出た。

「あと、これ、だーれも気がついてくれないんですけど、実はボディを全面、面出しし直して、鉄板じゃ絶対にできないようなラインになってるんですよ。超マニアックすぎて、誰も気が付いてくれないんですけど(笑)」

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「鉄板打つとボケちゃうラインとか、鉄板じゃ綺麗に出ない細かいラインとか造って。なので、ボディは全面パテです(笑)うすーく、スプレーで吹いて。ただのインテグラおたくです(笑)」

と、ディスではなく、いい意味で変態車両だった。これには驚いてしまったが、元々鉄板が薄いとされるホンダ車両のプレスラインを起こしたり、造り治すと重厚感が出たり、クルマのオーラが変わってくる。

鉄板は大きく曲がるのに対して、少しエッジを効かせて起こしている所もあり、そういった強弱も重要なポイントなのだろう。

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その他にも、ルーフのモール、ウォッシャーノズル、アンテナの穴などのスムージングや、USの後期丸目顔になっていたりするが、いかにもカスタムしていますというのは、何色か分からないというボディーカラーとステアリングくらいだろうか。その出で立ちは自然である。

「日本は前期が丸目。不人気で後期が角目になったのかな。だけど丸目が好きで。アメリカは前期後期で丸目で。アメリカは継続してマイチェン後にこれになって」

「アメリカは角目がない。で、アメリカのやつらは、角目角目っつって、日本は丸目にしてて、実際アメリカで角目がけっこう走ってたの見て、ない物ねだりだなぁと思ってます(笑)」

2人の会話

「どうですかね?最近はアメリカ、アメリカは意識してなくて、お互いに影響しあえたらいいかなって思ってますけどね。物も日本の物をチョイスしたり、輸入したり」

「USDMに関しては、向こうのやつらが、自分らで自由にノリで造ってウェーイってやってるマインドがカッコよかったんですよ」

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サイトウさんの発言から始まり、ジャッキーさんと言葉のリレーが始まる。

「アメリカのパーツは、カッコいい物もあるし、アメリカを走ってる日常的なクルマが好きな人もいるし、USDMの解釈は人それぞれなんですよね。最近だと、ドリ車も面白いんじゃないんですか?」

「そうね、86にフェラーリのエンジン突っ込んだり、ロータリー4つにするとか様子おかしいから(笑)でも、アメリカは、クラシックカーを何千万もかけて綺麗に乗ったり、じいちゃんがカーショウにいるとか、そういうのは本当にいい事だなと思うんですよね。じいちゃんがいて、隣に奥さんがいて、クルマを自慢しあってるのとか見ると、カスタムというか、クルマいじりが生活の一部に溶け込んでるっていうのが素敵だなって思いますね」

幅の広さ

東金JDMには、USという縛りはあるものの、その車種は幅が広い。例えば、ストリートシックにもよく出ていただいているHさんのシルビア。

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そして、荷台にウッドデッキがある、ノーズブラを着せたトヨタのタンドラ。

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ホンダのリッジラインは、逆輸入車で、灯火類を本国仕様にしている。

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CP3のインスパイアは、純正オプションのエアロに、灯火類、ミラー、トランクはUS仕様にしている。北米ではアコードという名前で走っているそうで、このクルマをUS仕様にする人は少ないらしい。

B20BのVTEC仕様

さて、リーダーのヨシダさんだが、その歴は長く、全国各地のチームとも交流があるベテランである。

また、生粋のプライベーターであり、エンジンを組んだり、コンピューターのセッティングまでやってしまうスキルフルな人物だ。

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シビックのエンジンを見せてもらうと、シェイブドベイ、ワイヤータック、トリッキーな取り回しのエキマニ。

「元々はEJ1のシングルカムのVTECなんですけど、これエンジン3回載せ替えてるんですよ。最初は一般的なB16Aってやつ、Sirとかの。そこから、B16BってタイプRのエンジンのターボを自分で組んで」

「キットって言っても向こうから輸入したやつなんで、けっこう加工が必要で大変だったんですけど、あんまり精度が良くなくて。それからエンジンブローしちゃって。で、今はB20BのVTEC仕様って2Lのエンジンを組んで乗ってますね」

B20BのVTECというとUSDMシーンでは珍しくないようだが、どういったエンジンなのだろうか?

「これもややこしいんですけど、腰下はEKとかの年代くらいのCR-Vとかステップワゴンの腰下で、ヘッドはB16AとかB18Cとか、普通のCIVIC系のヘッドを組み合わせて組んでますね」

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そうした組み合わせは、自己テストによる結果なのだろうか、もしくは、そのようなデータがあるのだろうか気になる所である。

「うーん、やっぱりね、定番といえば定番なんですよ。うん、そうなんですよね。あとね、B20系だと部品が安価っていうのと、アメリカ人はやっぱりそうなんですよ。18よか20組んでるやつがけっこういるんだよなぁ」

「18の方が断然いいんですけど、18だとまたちょっとニュアンスが変わってくるんですよね。USDMの18だと…まぁ、すっげえ細かい話しなんですけど、色んな所が違うんですよ。向こうの18、インテのGSRってやつ、アキュラGSRってやつがあるんですよ。日本だとインテグラですけど、向こうだとGSRなんですけど、それだとインマニの向きが違って、うん。好みじゃなくなってきちゃうんですよ」

コンセプト

エンジンチューンにおいて、USシーンを意識したパーツチョイスが行われているこだわりは、そのコンセプトに紐付いている。

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「このクルマのコンセプトは、アメリカの大学生?ストリートレーサー風みたいな感じでやってるんですよ。多少、荒っぽくても、みんながガレージで集まってワイワイやりながら造ってるみたいなイメージです。ガレージライフみたいな感じかな」

USDMといっても、その言葉の意味は解釈によって変わってくる。ヨシダさんのように、アメリカの大学生のプライベーターをイメージして、自分のマシンにフィードバックするケースもある。

「ATからMTに載せ替えて、ブレーキとかもウィルウッドの4pod入れて、マスターとかも違うやつ入れて。軽量フライホイール、強化クラッチ、アームも一通りやってます。向こうもエンジンチューンやるし、B20B選んだっていうのもUSDMの流れです」

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このマシンは、実際に走らせても速いそうで、ショートナックルを組んでストロークするようにしている所を見ると、サーキットに持って行ってもタイムを狙えそうだ。

ベースから別物のクルマに

外装は至ってシンプルだ。

ボディーカラーは「日本に流れてきてるクーペにはこの設定色がない」というフロストホワイト(NH538)でオールペン。

ホイールは、esmwheelsで9J、195/45r15の通し。

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その他パーツは以下になる。

BLACKWORKS RADIATOR&Silicone Hoses&STAY
BLACKWORKS CAM GAER
BLACKWORKS Subframe Brace
BLACKWORKS Lower Control Arms
BLOX FRONT & REAR CAMBER KIT
AEM Fuel Rail
Hasport engene mount
Wilwood DPHA Front Brake Calipers
Wilwood Brake Proportioning Valve
VMS Crank Pulley
APC Strut Tower Bar
Mishimoto Water Temp. Sensor Adapter
SKUNK2 BILLET VTEC SOLENOID
ESM Wheels 007 9j+10 195/45R16
Glass Chrome Headlights
Crystal Tail Lights
US OEM DOOR PROTECTOR(USモール)
Us carrozzeria MVH-X580BS
DIAMOND AUDIO D652A スピーカー

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B20B VTEC
B16A CAMSHAFT
B18C intake manifold
380ccインジェクター
3.8K 軽量フライホイール
RACINGGEAR 強化クラッチ
maikuma works Exhaust Manifold
J’S RACING R304 SUS エキゾースト60RR
e-manage Ultimate
BRIDE ZETA3
Ambitious.C.Cワンオフショートナックル
YUJIYOSHIDAワンオフ車高調

クルマ造りについて

「クルマ造りは生活の一部っていいと思います。僕はクルマは速いほうがいいなっていうのはありますね。ストリートレーサー風な」

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USDMにおいて、王道といえばUS純正パーツを使い、北米仕様にして、いかにセンス良くまとめるかというのが、筆者の主観だったが、それについては、どのように考えているのだろうか?

「本来はなんですけど、それが最初なんですよ。本来はフルUSにしてから、こういう風にしろよとか。でも、今はそうでもないのかな。USDMにしてからJDM戻しみたいな。それがUSJDMになってとか。ちょっとややこしいんですけど(笑)ただ、昔からやってる人には抵抗あるかもしれないですね」

USJDMとなると、その解釈や手法が一般人には難しいように思うが、具体的にはどのようなスタイルを指すのだろうか?

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「フルUSDMから美味しいところだけ戻していくんですよ。うん。例えばですけど、このクーペを5穴にしてタイプRのホイールを履かせちゃうとか。そうすっと、車両はUSなのに、一部JDMな訳じゃないですか?そうすると、あっ、うまいとこつくなって。とか、見た中ではEK型のクーペ。EJ7をチャンピオンシップホワイト、タイプRの純正色に塗って、それで5穴にしちゃうとか。でも、このクーペをチャンピオンシップホワイトに塗っちゃうと、設定がないので仮想JDMだな、たぶん(笑)」

なかなか奥深い話しだが、ヨシダさんの車両だと室内のブリッドがUSJDM要素にあたるのだろうか。

USDMシーン

「僕なんかまだまだです、10年くらいじゃないかな。やっぱ師匠と言える人がいて、いい先生がいっぱいいるんで。まぁ、基本的なところ以外にも外に出たほうがいいよって感じで教えてもらって、イベントにも出るようになって」

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「若い子たちには、どんどん外に出ていってほしいんですよ。クルマが仕上がってなくても。そこで得る物もあるし」

今は先輩から教わる側から後輩にそれを伝える側になってきているようだ。

「USDMは分かるとね、すごい面白い」

すべてを語る事はできないが、USDMは広く解釈すると、様々なクルマ造りのスタイルがある。その上で、日本国内でも土地によって特徴が異なり、東北方面の方はもっと車高短だったり、関西方面の方はオシャレだったりするそうだ。

USシーンを意識し、音楽、ファッションなどの文化も取り入れる。それはクルマ遊びだけでなく、結果、USDMを通じてライフスタイルになる。

USDMに興味を持っていて、これからクルマ造りを始める人には、ヨシダさんのこんな言葉を聞くと良いかも知れない。

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「こういう人でありたいって人物像をイメージしながらやるといいと思います。自分はコンセプトが大事だって、ある先輩に教わりましたね。だから、自分も子供たちにそうやって言って。何を目指してるか、どうかっていうの。そこがしっかりしてれば?別に自分のスタイルを決めてやっていけばいいじゃないのって」

USDMシーンにおいて型やぶり、またはフリースタイラー的な存在の彼らだが、USを意識しつつ自由な発想で自分の理想のスタイルを創り出す、そのマインドこそUSDMなのかもしれない。

Written by: Maruyama
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