カーショウの展示車両が会場を飛び出して、そのままドリフトしてしまう。そんな感覚に襲われた。
リバティウォークのエアロにより、さらにワイド化されたフェラーリ後期360モデナ(MT)。
フェラーリ特有の甲高い音とスキュール音を掻き立て、惜しげもなくドリフトする姿に釘付けになってしまった。
福島県のARIOSが手がけた夢のマシン
外観はリバティウォークのエアロにWORKの特注マイスター(フロント9.5j、リア10,5j)の18インチ。リバティウォークでは19インチをホイールを推奨しているが、ドリフトの為に18インチをインストール。
このままでも十分なインパクトだが、レース経験の豊富なARIOSは油圧サイドを追加するなど「横滑り」できる車にしてしまった。
ポテンシャルは無限
驚くべきは、単にドリフト仕様にしただけでなく、ドリフトマッスル(ドリフト競技)第3戦ではクラス2位に入賞するなど、大会でも勝てる車両に仕上がっている。
「眺めても良し、走っても良し」才色兼備なマシンと言えるのではないだろうか。
また、このような特殊車両のセッティングやミッドシップという特性を考えるとこのクルマを仕上げたARIOSの技術力と情熱にも感服するばかりだった。
今後は海外のSEMAショーへの出店予定など、ARIOSの動向に目が離せない。
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