
とにかく、そのすべてに感服してしまった。
これほど、ディティールまでこだわりとアイデアを実現しているマシンは日本でも数少ないのではないだろうか?また、オーナーのクルマに対する姿勢や愛情は類を見ない。
出会えた事に感謝すら覚えた。
NSX
ベースこそ91年式、3L、E-NA1のNSX。されど、全貌を知ると恐ろしいほど完成度が高い為、純正に見えてしまう事が分かるだろう。
「アピールポイントは少ないんですよ、USパーツはテールランプだけですし。サイドマーカーとかも付けたかったんですけど、シンプルにする為に、色んな所シェイブしちゃってるんで。そこらへんもUSDMで言うと、あったほうがいいと思うんですけどね」
午前4時、まだ日も明けない頃に、唐木さんはこんな話を始めてくれた。