小学校の頃に映画ワイルド・スピードを見て34スカイラインに憧れていたと語るEさんのマシンは、どことなくUSな雰囲気が漂っている。
車両はHR34(AT)の箱にECR33、2.5Lターボのエンジンとミッションを移植したスワップ車両。
外観こそ、ハードなイメージであるが「ペイズリー柄とミントカラーが好き」と語る彼女の言葉通り、室内は女性らしさを感じる仕上げになっている。
34スカイラインが楽しい!
フロントのキャンバーが目立つこの車両は、ロアアーム40mm延長と調整式のアッパーアームで10度を実現。
車高調、2wayのデフはクスコ、テンションロッドはD-MAX、バネはF14kg、R10kgで「どこにも当たらない」との事。
エンジンはブーストアップ仕様。マフラーはワンオフで、デュアルのフルストレート(ステンレス)、その他、社外インタークーラーとなっている。
走りとマシンは迫力のあるドリフトドライバーであるが、車を降りると「34スカイラインが楽しい!」と話す、愛嬌のある20代の女性である。