StreetChic > Interviews > DRIFT > AE86フルコン、ターボ仕様からアルテッツァに乗り換えた理由。SXE10を純正流用の良質なドリフト車に仕上げる!!

AE86フルコン、ターボ仕様からアルテッツァに乗り換えた理由。SXE10を純正流用の良質なドリフト車に仕上げる!!

2017年9月19日 Category: DRIFT Tags: , , , ,

SXE10アルテッツァを純正流用の良質なドリフト車に仕上げる
最近、TさんはAE86のフルコン、ターボ仕様から、RS200アルテッツァに乗り換えた。Tさんが目論む“走れるアルテッツァ”とは、どのような計画なのだろうか?そして、AE86のターボ仕様から乗り換えた理由。本人からその詳細について聞いてみた。

現在の仕様

アルテッツァの現在の仕様は、ローフォルムな置き車のようなイメージ。これは、本人も意識しているようで「これで、12月のスタンスネーション、ちょっとだしてみようかなと。受かるかわからないんですけど(笑)」と話していた。

SXE10アルテッツァを純正流用の良質なドリフト車に仕上げる

目標としている姿はあるものの、パーツ調達や予算繰りが出来るまでは、走り一辺倒からトレンドである、スタンス系と呼ばれるような置き車スタイルにして、クルマ遊びを楽しんでいる。

アルテッツァは、加工なしでどこまで車高を落とす事は可能なのだろうか?

「リアはガンガン下がるんですけど、フロントがナックルとか、寝かせてあげないと落ちてこないですね。去年まで、フロント9.5度、リア11度くらいキャンバーつけてたんですけど、ちょっと今年は、そんなつけないでいこうかなと思ってて。今はフロント5度くらいで。リアの足回りはトーロッド入れてるくらいでノーマルですよ」
SXE10アルテッツァを純正流用の良質なドリフト車に仕上げる

SXE10アルテッツァを純正流用の良質なドリフト車に仕上げる

SXE10アルテッツァを純正流用の良質なドリフト車に仕上げる

SXE10アルテッツァを純正流用の良質なドリフト車に仕上げる

外装

こだわりのボディカラーは、ショップオリジナルのダークグリーン。撮影には何とか間に合ったそうだが、ドア内などはこれから塗るとの事。

「ブラックをベースにグリーンパールをまぜて、その上からブルーフレークを吹いて2コートにしてあるんで、今回の色はけっこう推しですね」

光の当たり具合によっては、グリーンに見える変わったカラーになっていて面白い。
SXE10アルテッツァを純正流用の良質なドリフト車に仕上げる

SXE10アルテッツァを純正流用の良質なドリフト車に仕上げる

外装に関しては、サイドステップ、リアバンパーは純正のまま。基本的には純ベタ仕様が好きとの事だが、フロントバンパーには、ちょっとしたこだわりを見せる。

「これ前期なんですけど、後期のバンパーとグリルに変えてあって。フロントバンパーをスムージングしてます。アルテッツァ、真ん中にナンバー付くんですけど、そこも全部埋めて。プラス、リップスポイラー、あれも純正なんですけど、あれも、一体化じゃないですけど、くっつけてスムージングしてつなぎ目分からないようにして。純正加工ですね」

Tさんは、純正を崩さず、できる限りスマートなクルマ造りを目指しており、室内においてはシートも純正のまま、ハンドルとシフトノブを交換した程度である。これらは、おそらく、これから中身に手をつけていくにあたってトータルバランスを考えた設定なのであろう。外装はノーマルに見えて、中身は別物といった想定なのかもしれない。
SXE10アルテッツァを純正流用の良質なドリフト車に仕上げる

SXE10アルテッツァを純正流用の良質なドリフト車に仕上げる

SXE10アルテッツァを純正流用の良質なドリフト車に仕上げる

SXE10アルテッツァを純正流用の良質なドリフト車に仕上げる

懐かしいオニギリアドバン

タイヤは195/40/17、ホイールはYOKOHAMAのスーパーアドバン。発売当時は、画期的なデザインで“オニギリアドバン”と呼ばれ注目のホイールだったが、今ではなかなか目にすることも少なくなった。
「今のは8j+35のスーパーアドバン。前後通し。一応9.5Jを2本持ってるんですけど、もう2本揃うまでは履かないって事で」

SXE10アルテッツァを純正流用の良質なドリフト車に仕上げる

SXE10アルテッツァを純正流用の良質なドリフト車に仕上げる

乗り換えた印象

ブラッシュアップされたAE86から、ライトチューンのアルテッツァに乗り換えた印象はどうだったのだろうか?

「これで多少、横向けて遊んではいるですけど、やっぱりハチロクよりも、全部操作がワンテンポ遅れる感じですね。頭が入って、ケツが出てアクセルを入れますってなった時に、全部ワンテンポ遅れてくれるんですよ。そこで踏んでいければいいんですけど、途中で止まっちゃうんで」

と、なかなか苦戦しているようだが、いきなり仕上げて乗るよりも、クルマ本来の特性などを知った上で、仕上げる方が面白いのかもしれない。

SXE10アルテッツァを純正流用の良質なドリフト車に仕上げる

SXE10アルテッツァを純正流用の良質なドリフト車に仕上げる

アルテッツァを選んだ理由

「前から、ちょっと興味があったんですよね。3Sにずっと乗ってみたくて。で、みんなに?世の中的にアルテッツァでドリフトはできないみたいな。厳しいみたいな、そういう感じあるじゃないですか?アルテッツァは重たい、パワーない、進まない。そんな風に言われてるクルマで、逆に造ってみたくて。元々、そういう趣向があって、だからハチロクとかもノーマルエンジンだったんですけど、チームの人が4.5AGフルチューンなんで、じゃあ別の路線で過給器つけてみようかって話になって、ターボ組んで。だから人と、何ていうんですか、変わったことというか、違うことをやってみようかなって思って」

SXE10アルテッツァを純正流用の良質なドリフト車に仕上げる

SXE10アルテッツァを純正流用の良質なドリフト車に仕上げる

純正流用がしやすい??

Tさんがこのクルマに惹かれた理由には、こんな理由もある。アルテッツァは同じトヨタ車の優れた純正パーツを流用しやすいそうだ。例えば足回りである。

「車高調はファイナルコネクション。あと、フロントのアッパーアームをJZX100の調整式のアッパーを流用して。ポンで付くんですよ。足回り系が、17クラウンとか、110系マークⅡとか、ベロッサとかと同じなんで。で、アッパーアームがJZX100の方が短いんですよ、アルテッツァとか17クラウン系のよりは。なんで、それでキャンバーを寝かせて。あと、3センチのショートのナックルアーム入れてあります」
SXE10アルテッツァを純正流用の良質なドリフト車に仕上げる

壊れないマシン造り

ターボ仕様のAE86は、ここ一発の速さはすごいが、メンテナンスに追われて走りたい時に走れないフラストレーションが大きかったようだ。そうした経緯もあり、純正流用をうまく使った、無理のない良質なチューンドカーを造ろうとしている。

「これで、1JZを積めば、かなり面白くなるかなと思うんですよ。これRS200っていうグレードなんですけど。AS200のほうになると、1G、6発が積まれてるんですよ。なんで、ルームのスペースは、ガッツリあるし、加工はミッションマウントとエンジンマウント、メンバーとかも、1G用使えば積めるみたいだし、ドラシャとかデフとか、足回りも100のツアラー系のをポンで。けっこう色々ポンでいけるんですよ、今7.5インチのデフなんですけど、それも8インチをポンで組めて。で、ドラシャもポンで。あとは、ペラシャは長さが変わってくるんで加工が必要ですけど、フロント周り、まぁインタークーラーつけてとか、そういう細かい加工?それはたぶん、どんなクルマでも必要だと思うんで」

SXE10アルテッツァを純正流用の良質なドリフト車に仕上げる

SXE10アルテッツァを純正流用の良質なドリフト車に仕上げる

SXE10アルテッツァを純正流用の良質なドリフト車に仕上げる

「まぁ、しばらくは1jz載せ替えの、純正タービン、純正エンジンのブーストアップ仕様でいってみようかなって。でもそれでも300馬力オーバーくらい出るみたいなんで、もう、踏んで踏んで煙上げてみたいな事をイメージしてます」

JZ系載せ替え

最近、コア層にJZ系の載せ替えが浸透しているようだ。サーキットに行くと、煙の量が多い車両は、聞くとJZ系が載っていたりする。実際に載せた際にはクルマとしてのバランスはどうなるのであろうか?

「これの場合、逆に今、前後重量配分がすごい良すぎるんですよ。なんで、ケツが出にくいんですよ。メチャクチャ。まぁグリップ向きかもしれないですね。それをフロント少し重めにして、で、頭ボンって入るようにしてみれば、ちょっといいんじゃないかなぁって期待してます。ツアラーよりも100キロちょっと軽いんで。で、ホイールベースも短いんですし、ちょっと面白い動きするんじゃないかなっていう。ほんとに、パキンパキンってクイックに角度がつけられるんじゃないかなって。ハチロクみたいにバンッバンッって角度がついてくれれば、面白いかなぁって」
SXE10アルテッツァを純正流用の良質なドリフト車に仕上げる

クルマ造りの楽しさ

クルマ造りの構想を聞くのは楽しい。イメージや設計、それにまつわるアレコレ。話し手の表情を見ると、どんなに強面な人も、本当に楽しそうである。

だから微力ながらスピーカーになれればと思う。

Tさんが構想を練っている“良質なドリフト車”もまた、彼の様々な経験と考えから出す答えであろう。

Written by: Maruyama
Share this Article
This article has been shared on Facebook 109 times.