無精な性格なので、オイル交換はおろそかにしがちなのですが、さすがに交換時期という事で、レポートがてらオイル交換をしてみました。
揃えた物は以下になります。
- オイルエキストラクター ¥4,980-
- エンジンオイル ¥4,248-
- オイルフィルター ¥980-
- オイルフィルターレンチ ¥1,382-
- エーモン ポイパック4.5L ¥291-
- パーツクリーナー ¥411-
後は自宅にあったキッチンペーパーとアストロプロダクツのラダーになります。オイル自体は、前から気になっていたTAKUMIモーターオイルの5W-40をチョイス。
SRエンジンはフィルター交換時だと3.7L程度入るとの事なので4Lで十分かと思います。オイルフィルターに関しては型式がrps13ですのでAY100-NS005適応品の物を使用しました。(以前に近くのオートバックスで安売りしてました)
作業前の暖気を忘れてしまった
作業は至って簡単です。エンジンルームを開けてオイルレベルゲージが刺さっている所からオイルを抜くだけなのですが、作業を始める前にエンジンを暖気しておかないとオイルが硬く、気温が低い日などはオイルが抜きにくい現象に見舞われます。
作業は簡単、自転車の空気入れと同じ
作業前にオイルをチェックしました。けっこう汚れています。もう少しマメにメンテしないといけないと思う瞬間です。
はじめに、エンジンルーム内のオイルレベルゲージを抜いて、オイルエキストラクターの先端を底に当たるまで差し込みます。
差し込んだら、あとはエキストラクターを自転車の空気入れのように上下に動かすと、タンク内の空気が抜けてオイルが抜けてきます。
この作業を何度か繰り返すと、大まかですがタンクの側面についたメモリでおよそのオイル量が分かります。
作業中の注意事項
これと言って重要な注意事項はないのかと思いますが、作業中にオイルエキストラクターのハンドル部分をタンクから外すとオイルが飛び散ってしまいます。
また、先述したオイルが硬くなっている際に作業をすると、なかなかオイルが上がってこないので、ハンドルを上下させてしばらく待つ必要があります。
オイルフィルターの交換
一説によるとSRエンジンは上抜きの方が抜けると聞きますがどうなのでしょうか。オイルが抜けたら次はフィルター交換になります。
実は本作業前に安物のオイルフィルターレンチを買ってテストしてみたところ、オイルフィルターが取れないという事がありました。ですので、少し奮発してKTCのフィルターレンチを買っておきました。
オイルエレメントの移設をしている方がうらやましいですが、SRエンジンのフィルターはインマニの下に隠れているので、少し作業が面倒です。
オイルフィルターは外すとオイルがこぼれるので注意しましょう
オイルの上抜きのいい所はジャッキアップをせず手軽なところですが、フィルター交換の際は、オイルフィルターの内部にオイルが入っているので外すとオイルが地面に落ちてしまいます。予め受け皿を用意しておくと良いかもしれません。
新しいフィルターのゴムパッキンには、新しいオイルを指でさっと一周り塗ってあげます。これはパッキン劣化と固着を防ぐ意味があるそうです。
オイルフィルターを付ける際のトルクは、説明書を読んで規定のトルクに従ってください。筆者の場合は自己責任で手で締まる程度にしました。
オイルは少なめに入れて調整
エンジンオイルが抜けて、フィルターを交換したらオイルを入れるだけです。この時注意すべきなのは、オイルは少なめに入れます。後からつぎ足す事は簡単ですが、抜くのは大変です。
こまめにレベルゲージを見ながらオイルを入れたら一旦作業を止めて、平地でエンジンをかけます。5分ほどしたらエンジンを切って、レベルゲージを再確認します。
ここで、レベルゲージの「LとH」の間、中央にオイルが来るようにオイル量を調整します。
オイルはパーツクリーナーで拭き取る
オイルを入れ終わったら、廃油パックに使用済みのオイルを入れて処分します。
エンジンルームに付いてしまったオイルは、パーツクリーナーで落としましょう。オイルを残したままにするとトラブルの元になったりオイル漏れの原因特定が難しくなるので、しっかりと確認をしてください。
オイル交換を終えて
オイル交換、フィルター交換を終えての感想ですが、非常に簡単です。但し、誰にでもできると書くと語弊があるのかもしれません。特にオイルフィルター交換は車種によっては難しいかもしれません。
一連の作業内容をお伝えしましたが、オイル交換DIYにメリットを感じる感じないは人によって異なるのかなと思います。