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180sx

[前編] ドリフトの世界へようこそ!車種についてのノウハウ

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180sx
今では世界中の車文化の一つであるムーブメントの「ドリフト」。車種は様々で、世界ともなると「お国柄」が垣間見える車種もある。しかし、今でもその基礎を支えて居るのは日本車。ドリフトの文化は、日本が世界に誇る車文化だ。(※ドリフトはサーキットで行いましょう!)

ドリフトの起源とは

ドリフトの起源は色々な説があるが、世界で最初に始めたのはタツィオ・ヌヴォラーリと言う名レーサーらしい。

では、日本では?

一番最初に始めたのは今では沢山の伝説を残したドライバー、高橋国光氏だ。当時はレースで速く走る為に「サーキットにドリフト走行」を誰よりもいち早く、積極的に取り入れ表彰台の常連だった。

ラリー等の悪路などではドリフトはポピュラーなテクニックであったが、舗装路をドリフトで駆け抜けると言う発想は当時全くなかった。

ドリフト

そして、その姿に魅了された当時中学生の少年が居た。その少年は、1977年にレースデビューし1984年のフレッシュマンレースからドリフト走行で6連勝し、それと同時に「ドリフトキング」の名前も誕生したのだ。
高橋国光氏の走りに魅了された、当時中学生だった少年は今ではドリフト好きなら誰もが知って居る土屋圭市氏。

ドリキンこと土屋圭市氏なのだ。(当時はタイヤのグリップが低かった為に取り入れられたテクニックだったが、タイヤの研究開発によりグリップ力が上がり現在のレースでは見られなくなった)

峠
そして80年代後半から90年代後半近くまでの走り屋が峠などでドリフトし、時代を築いてきた。(これらは暴走行為の為、危険なので公道では真似しないで下さい)

そして01年に「全日本プロドリフト選手権」通称D1グランプリが開催されたのだ。
D1グランプリは年々車両のチューニングが過激化し、そして現在に至る。
と、ドリフトの起源はこんな流れで現在も車文化の一つである。

ドリフトするのに適した車両

基本的にはFRの車かもしくは4WDの車だ。(4WDの車の場合はセンターデフを弄るかフロントドライブシャフトを抜く)
車種は沢山あるので、今回は車種のメリットデメリットも交えてお伝えしよう。

180sx

シルビアと180sx

シルビアと180sxは世界中のユーザーに愛されていて、ドリフト=シルビアか180sxと言ってもいいくらい。(ワイルドスピードX3ではドリフト界のモナリザとも言われてた。)

入門者から本格的なユーザーに今も尚愛されている車だ。日産は共通部品が多く、流用もしやすいので懐にも優しい。

しかし、エンジンがアルミなのとロッカーアームと呼ばれる部品がある為、エンジンメンテナンスなどはしっかりと行わないといけないし、SR20エンジンならばレブまであてて走行するのはエンジンを壊す要因にもなる為注意が必要。ドリフト走行時は水温に注意!100度を超えたら休憩しよう!

ちなみにS13シルビアと180sxの車両型式にKが付いている車はハイキャス付きの車両。
キャンセルロッドがハイキャス無しの足回りを総移植したほうが良い。ハイキャスが壊れてる状態での車検は不合格になるし、修理も莫大な費用がかかる。

年式が古いので純正部品は生産終了品が多数あるが、社外パーツは豊富だしユーザーが多いので欲しい部品がネットオークションで見つかる事も。

エンジンも近年は値段が高騰してるので、他の車種のエンジンに換装してる車両も増えてきた。車体の値段はピンキリだが、タマ数減少と海外輸出のおかげで年々と値段はあがっている。

スカイラインR32~R34

こちらも値段は年々と高騰し始めている。しかし、やはり日産なのか流用部品も豊富だし社外パーツも沢山ある。エンジンはR32スカイラインがRB20、R33とR34がRB25で直列6気筒。

skiline

エンジンに関してはRB20から25へ変更するのがポピュラーだが、RB20に25タービンに変更し、セッティングをすれば楽しい車へ変わる。
ちなみにR34のタービンはブレードが樹脂の為、ブーストを上げていくと即ブローになる為、要注意。

しかし、R32とR33スカイラインの足廻りには厄介な物が存在している。
ハイキャスと呼ばれる物だ。リアの足が走行に応じて若干ながら動くので、こちらは早急にキャンセルする事をお勧めする。

ハイキャスが壊れている状態では車検は不合格になるし、修理も莫大な費用が掛かる。切れ角が少なく、車高が低くなるとアッパーアームとボディが接触したりなどするがそれらも先駆者達が上手く解決したりしているので探してみるのもいい。

筆者もECR33スカイラインを所有していたが大きな車体を振り回すのは楽しいし、見ている方も迫力があるのでオススメだ。

トヨタ AE86

「AE86はドライバーを育てる車だ」とドリキンが言うように、AE86には86ならではの楽しさがある。

AE86

有名なD1ドライバーの大半はこの車両に乗って腕を磨いていたのだ。エンジンは非力だが、ボディは軽量で社外部品も豊富。NAならではの操る感覚やターボ車では奏でられない高音も魅力的だ。

TRD関連の部品や純正部品はデッドストックが多い為、オークションで見かけても高額取引されている。

ハッチバック車両の場合は、リアのハッチが腐食でヤレてたり、ガソリンタンク周辺も腐食など酷い物があるのでこれから買うユーザーや現オーナーはチェックすべし!

ちなみにリアのホーシングのズレに関してはドリフトしていると必ず付いてくるので、気になった場合はボルトを緩めて調整すればいい。

マツダ RX-7 (FC3S FD3S)

某漫画のおかげで今でも絶大な人気を誇る車両。ロータリーエンジンと言う軽量パワフルなエンジンを積んでいる。

夢とロマンが溢れた車だが、ロータリーエンジンはすぐ壊れるし、燃費が悪いからと懸念される傾向にある。

FD3s

6万キロ毎のエンジンオーバーホールや3000km毎のオイルとプラグ交換など、神経質になってメンテナンスをしないと…とも聞いた事がある。もはやデメリットしかないじゃん?などと思うだろうが実はそんなことはない。

他の車種より少しマメにメンテや水温と油温管理をしていれば、本格的にドリフトしない人には楽しい車だ。

ロータリーは特殊なエンジンだが、ブーストアップでしっかりとセッティングが施してあると下手なタービン交換したシルビアよりも速いし、あの独特なロータリーならではのエンジン音は虜になってしまう。

ロマンの塊みたいな車だ。
部品供給などは終了しているものが多く、デッドストックも多数あるが社外部品は出回っているし、オーナーも多いのでオークションなどで部品は探しやすい。

後編へつづく。

Written by: Watanabe
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