内装のリメイクが終わり、外装に入る前にディティールを煮詰めたいと思います。
今回はワイパーブレードとカウルトップ。これが白くなっていると、どんなにカッコ良くても悲しくなってしまいます。カーショウに出てる車両はだいたい綺麗になっているかと思います。
ワイパーは消耗品ですが、ブレードは年式が古い車両についてはほとんどがサビや色褪せが起こっているかと思います。
チッピング塗装
チッピング塗装というと、フロアや車両の底に塗るのが通常ですが、耐熱性、強度、防腐、遮音と実は優れた塗装だったりします。
そこに目をつけたJ,beatが、経年劣化しやすいワイパーブレードとカウルトップに塗装する日帰りコースを行っているのでお願いします。
状態
180sxのワイパーも、サビと色褪せで年式を感じてしまいます。カウルトップは2年程前にカッティングシートを貼りましたが、いつのまにか破れてしまっています。
話はそれますが、先日手に入れた純正ボンネットが残念な事にラッカー塗装されていました。
ラッカー塗装を剥がすのは至難の技です。これも一緒にお願いしたいと思います。
準備
まずはボンネットを外して、カウルトップを外します。車種によりますが、180sxは2分割されています。
ボンネットを外すと、ラジエターステー、ボンネットヒンジ、タワーバーのサビ、ヒューズボックス、ファンシュラウドの色褪せが気になったので、別途になりますがこれらも一緒に塗装してもらう事にしました。
剥離
ボンネットの剥離ですが、時間がかかるとの事で先に着手します。
剥離剤を塗ると、ブツブツと塗装が浮き上がってきます。これを取っていきますが、剥離剤だけでは取れない強固な塗装が残り、これをサンダーでひたすら削りました。
サンダーを使っても、ラッカーは粘りがある為、かなり時間がかかる作業です。
足付け
作業は塗装に戻り、外した部品を洗いながら足付けします。チッピング塗装は、密着性が高い為、足付けも簡易なもので済みます。
今回、チッピング塗装を選びましたが、もちろん通常の塗装も出来ますので、予約時に伝えると良いでしょう。
但し、特殊塗装などは料金が変わる事。脱着作業も部品によっては困難な作業もある為、脱着工賃が変わる事。そういった認識が必要です。
180sxの場合、ファンシュラウドだけを外そうと思うと少し時間が必要になります。
塗装
「チッピングコートってフロアとか下回り用なんで、サビとか飛び石に強いし、消音効果もあるかと思います」
と話しながら塗装していきます。個人的にはこの凸凹が変わっていて興味をそそられます。
もちろん下回りに塗っているのは見た事がありますが、これを樹脂パーツやワイパーブレードに塗ると隠れたワンポイントになりそうです。
チッピング塗装が終わると、通常の塗装作業に入ります。
「チッピングだけだと、色褪せしてしまう可能性があるので、1液の黒を入れて、乾いてからつや消しのクリアを入れます」
ラジエターステー、ファンシュラウド、タワーバーは通常のつや消しブラックに塗装してもらいます。
一番時間のかかったボンネットもようやく塗装が剥がれ、サフを入れる事ができました。
リフレッシュ
作業が完成し、塗装した部品を取付けます。
取付けが終わった感想としては、細かな所ですが印象はかなり違ってきますし、色褪せ、サビなどがなくなると気分的にもリフレッシュができます。
仕上がり
今回のコースのワイパーブレードとカウルトップだが、通常の塗装より凸凹のあるチッピング塗装の方が質感が出て個人的に気に入っています。
次回から外装のリメイクに入りますが、良い下準備になりました。これで1万2千円なら缶スプレーで塗るより遥かに価値があるかと思います。
本作業は日帰りコースとなりますが、車種によっては脱着時にクリップの破損や取り外しが困難な事もある為、予約時に出来る限りJ,beatに相談する事をおすすめします。
掛かった費用
※分かりやすくする為、送料や交通費、消費税など端数は除いています。
※ワイパーブレード・カウルトップ塗装、脱着工賃込
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定休日:月曜日(事前に予約すればお店は開けます)TEL:080-4164-1359
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