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ドリフトのタイヤ選び

[アジアンタイヤ編] ドリフト入門者からヘビードリフターまで!タイヤのあれこれ

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ドリフトのタイヤ選び
昨今のドリフトブームは驚異的なもので、日本のストリート文化だった「ドリフト」は今や世界中で愛されるものになった。

日本から世界に発信される文化としては、今でも日本にも根強いファンとドリフトユーザーが居て、専門誌があるくらいだ。

タイヤも技術の発展と共に、日本にも海外メーカーの参入が多く、いわゆる「アジアンタイヤ」は車業界で市民権を得るほどに。

しかし、タイヤも製造年月日や使用方法でトレッド面が綺麗にはがれてしまうこともある。アジアンタイヤではこの現象はあまり見ないが、国産の一部メーカーでたまに見られるから注意が必要。
そこで今回は、ドリフトにオススメする様々なタイヤを紹介して行こうと思う。

(以下のレビューは、筆者の主観であり他に様々な意見があることも考慮した上でご覧ください)
~アジアンタイヤ編~

アジアンタイヤの元祖!フェデラル社

2000年代半ば頃に当時では最初のアジアンタイヤとして日本に参入し、今では多くのユーザーから絶大な人気を誇るメーカー。

フェデラル
出典元:フェデラル 595RS-R

このメーカーのスポーツタイヤは「SS595、595RS-R、595RS-RR」と言った三種類だ。SS595に関しては、ウエット路面で若干の不安感が感じられる。

サイドウォールが柔らかいのでリアに履いた際はエア圧などで調整するといいかも。
他の二種類に関しては、大会などでの使用者が多くてサポート受けてる人もいるのでネットに沢山のレビューがある。そちらを参考にするといい。

全体的にハイグリップに作られているので、タイヤの剛性などは高い。しかし、パターンの問題でウエット路面では少し怪しい場合がある。その際はこちらもエア圧を下げたるなどの対策をするべし。

豊富なタイヤサイズと様々なジャンルでの愛用者多数!ナンカン社

ナンカンもフェデラルに続いて、アジアンタイヤを身近に感じさせたメーカー。ドリフト以外のジャンルで愛用者が多く、引っ張ってよし!街乗りでもよし!サイズも豊富と良い事づくめ。

ナンカン
出典元:ナンカン

引っ張ったときはショルダーの寝かたがかっこよくて、パターンも申し分ない。アジアンタイヤをメジャーにした先駆けメーカーだ。
ここのスポーツタイヤは「NS-2とNS-2R」の二種類だろう。

フロントに履いた際の感覚はよくも悪くもない。が、ほかのアジアンタイヤよりも熱ダレが早い気がする。

リアに履く際は最初に書いた剥がれることがまれにあるので、エア管理を少しこまめに見るべし。(NS-2の場合)NS-2Rは、今のハイグリップ戦争に対抗する為に全体的にタイヤの性能が上がっている感じだ。

懐に優しい?ケンダ社

筆者も愛用しているメーカーのケンダ。このメーカーは2000年代後半から名前が浸透してきた会社だ。

kenda
出典元:ナンカン

スポーツタイヤは「KR20とKR20A」の二種類。特にKR20に関してはいわゆる「減らないタイヤ」で有名だろう。「走行会三回は持つ」「半分過ぎてからが中々減らない」と言った話もよく耳にする。(筆者はフロントに履いてるが今まで2か月持たなかったフロントがKR20にしてから半年経っても減ってない)

減らないって事は食わないんじゃ・・・なんて声も聞こえてくるだろうが、そんなことはなくフロントに履いてもグリップは丁度いいと思う。が、これはローパワー車の話であってパワーのある車や足のセッティングが出てる車だと物足りなさはあるかもしれない。

そんなユーザーには是非ともKR20Aをオススメする。先ほど紹介した二社同様にKR20Aもハイグリップ志向のタイヤ。

全体的な性能は上がった感じはする。が、KR20Aに関しては少し剛性感が少なく感じる気も。これは車によって感覚が違うので、気になった方は購入候補に入れてみるべし。

タイヤの起源

今では当たり前に車の身近に存在する物だが、この歴史は今からおよそ100年ほど前の1888年、英のダンロップ(現在のダンロップファルケン社)が息子の自転車タイヤに使ったのが最初。

そしてこの空気入りタイヤを自動車に初めて使用したのは、仏のミシュランで1895年のパリ ― ボルドー往復(1,179km)の耐久レースが自動車文化で最初の物だ。

20回以上もパンクしてリタイヤしたが、途中では優勝者の平均速度の2倍半にあたる時速61キロのスピードを出したため、翌年のパリ ― マルセイユ間のレースではほとんどの車が空気入りタイヤを装着したと伝えられている。

こうやって見てみると、約100年ほど前からタイヤと言う物が存在していたのだから、こうした先駆者たちの発想や知恵や工夫は素晴らしい物で、今でも車には必需品なのだから敬意を示さずにはいられない。

Written by: Watanabe
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