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スープラの歴史

スープラの歴史(XX、70、80スープラと噂されている新車について)

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スープラの歴史

かつて、トヨタにはセリカXXという自動車がありました。
1978年、セリカXXはセリカの上級グレードとして直列6気筒M型エンジンを搭載し、トヨタの高級スペシャルティカーとして誕生。

このセリカXXの輸出仕様のネーミングがスープラでした。
スープラの歴史を紹介します。

セリカから独り立ちしたA70型スープラ

スープラという車名で国内販売されたA70型。
1986年に発売されたA70型スープラのプラットフォームはソアラと共用していました。

スープラの歴史
出典元:Wikipedia: トヨタ・スープラ

フロント縦置きに搭載されたエンジンは、直列6気筒の1G、7M、1JZ中でも1G-GTEUは2リッターのツインターボで210PS、7M-GTEUは3 リッターのターボで240PSまで高められました。

マイナーチェンジ後、1JZ-GTEを搭載、280PSを叩き出しました。
A70型スープラは、全日本ツーリングカー選手権に出場し活躍。

トヨタのスポーツフラッグシップカー・A80型スープラ

1993年にデトロイトモーターショーで華々しくお披露目された後、同年発売されたA80型スープラ。
ソアラから流用したシャシやダブルウィッシュボーンのサスを採用し、走りに徹したパッケージングとなりました。

スープラの歴史
出典元:Wikipedia: トヨタ・スープラ

搭載されるエンジンも3リッターの2JZ-GEと2JZ-GTEに変更、6速ミッションと組み合わされました。
2JZ-GTE:はシーケンシャルツインターボが装着され、280PSを発生。

A80型は、レース活動が盛んに行われ、ル・マン24時間レースやSUPER GTでの活躍は記憶に残っています。

数々の作品に登場するスープラ

漫画では、湾岸MIDNIGHTや頭文字D、映画では、ワイルド・スピード・シリーズ1作目に登場。

主人公を演じる俳優・ポール・ウォーカーがドライブするオレンジ色のスープラは今でも記憶に残ります。
映画で使われたスープラは、オークションで高額な値段で落札されたという情報もあります。

2002年、排出ガス規制に対応できないとの理由で、A80型が最後のスープラとなりました。
ただ、スープラはアフターパーツが沢山でており、チューニングを楽しむ自動車として根強い人気が今でもあります。
(純正部品に関しては廃盤も出始めていて、入手困難な状況になりつつあります)

熱望される次期スープラについて

スープラの人気はいまだ根強く、スープラ復活を願う人は多いです。
2014年に開催された北米国際自動車ショーで出品されたFT-1 コンセプトがスープラの後継車ではないかと囁かれ、同年、ハイブリッド化した次期BMW・Z4をスープラとして、復活させる噂も流れています。
スバルと共同開発した86を考えると、BMWと共同開発の可能性も十分考えられます。

スープラは、トヨタのスポーツフラッグシップカーとして長く君臨し、大型のボディーやハイパワーなエンジンは、当時の若者の憧れでした。
日本の道路事情や省エネなどおかまいなしの孤高の存在でしたが、スープラの復活が待ち遠しいです。

Written by: Honda
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