正直な所、ストリートシックで紹介する事に戸惑っていた。というのも、年々台数が増えている人気イベントで、これ以上広まってしまうとイベントの運営自体に支障が出かねないと思っていたから。
そんな心配と、お祭りに向かうような期待を持ちながら、長野に車を走らせた。
現地に着くと、待ち合わせ場所がパンクしそうなくらいの車両が集まりだし、騒然とする中、慌ただしくスタッフが対応に追われ始めた。
昨年は、200台のエボ・インプの参加があったが、今年はなんと500台超えと参加台数が跳ね上がり、予想を上回る勢い。
これだけの規模のツーリングを実現出来たのは、地元のバックアップを受けた公認のイベントという所も大きいと思うが、心配していたトラブルもなく実施されたのは、主催者側の熱意と苦労があってこそだろう。
また、参加者も空ぶかしや暴走行為などは一切なく、主催者と参加者が同じ方向を向いているので、参加していて非常に楽しいイベントだった。
来年参加される方は、こうしたイベントの背景にある主催者側の意図を汲み取って、イベントの継続に力を貸してほしい。