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六発遊具から学ぶ!!ミーティングのあり方

10年以上続く、六発遊具から学ぶ!!ストリートミーティングのあり方!!都内某所で開かれたミーティングに潜入取材

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六発遊具から学ぶ!!ミーティングのあり方

最初に断っておきたいが本記事に答えはない。あくまでも問題定義をしたいと思う。

近年、イベントやミーティングの開催が難しくなりつつある。それはサーキットやイベント会場というオフィシャルな場所であっても、周辺住民からの苦情など、様々な問題で閉鎖に追い込まれている。

先日、話題になったこの記事にもあるが、クルマ好きにとっては死活問題なのにも関わらず、そこに気が付いているのは未だに一部の人だけかもしれない。

六発遊具

六発遊具は“とにかく気軽に楽しめる”という点を重視し、10年以上続くストリートミーティング。

六発遊具から学ぶ!!ミーティングのあり方

主催者にミーティングについて色々聞かせてもらった。

まず、どのようなイベントなのだろうか?参加条件と言えば、名前の通り6発のエンジンが載っている車両のようだが。

「チェイサー、マークⅡ、クレスタからスカイライン、ソアラ、アリスト。6発載ってたら何でもいいんです(笑)。けっこう降りた人でも、ちょっと遊びにとかって、一般のクルマで遊びに来てくれたりしてますね」

100系のツアラーが多いらしいが、中には1JZを載せたシルビアが参加してたりする。

六発遊具から学ぶ!!ミーティングのあり方

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10年以上前に始まり、最初は3台からというスモールスタート。それがメディアに取り上げられ、SNSで普及していったそうだ。

この日は海外からのギャラリーも見られた。

理由

ーー毎回ストリートでやってるんですか?

主催者:他のところも考えているんですけど、借りれる所がなかったり、お金が発生するとなると気軽に来れないというのがあるんで。一応ここでやりつつ、まぁ、みんなにマナーを守ってもらって。それで、今までトラブルがあった事はないんですよね。

ーーMTがやりにくい時代になってきてますよね。

主催者:そうですよね。うん。僕はもう、昔から夜は絶対にやらないって決めてるんですよ。

ーーそれは迷惑になるから?

主催者:迷惑だし、まぁ言ったら、見た目が悪いというか治安が悪く見えちゃうっていうのがあるじゃないですか?やっぱり、おてんと様が出てる間にやって、安全な時間に帰りましょうねってスタンスでやってるんですよ。

六発遊具から学ぶ!!ミーティングのあり方

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状況は日増しに変わる

ーー掃除してるって聞いたんですけど

主催者:はい。だから、今日もこれからまた周るんですけど、写真撮り終わってから、また周って掃除して。やっとかないと、かなり多いんで。で、たぶん、うちの六発の子達だけじゃないとは思うんです、ゴミとかは。だけど、それも、ひっくるめて掃除しちゃったら、綺麗になるし、いいかなと思ってます。

六発遊具から学ぶ!!ミーティングのあり方

六発遊具から学ぶ!!ミーティングのあり方
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ーー会場は借りないで、ストリートで続ける感じすか?

主催者:そうですね、ちょっと心苦しいところは、やっぱりあるんですけど、出来る限り今の感じで。でも、状況が日に日に変わっていってるので、そうした時には、考えようというのは、やっぱりありますね。

主催者:ただ、関東圏で大きな場所を一括でドンと借りて、参加者を募集して、お金をいただいてっていうのがなかなかできないというのと、お金がからむと、どうしても難しいところはありますよね。

主催者:本当に、あの、走るわけじゃないし、この辺で暴れまわるわけでもないし。警察の方が言うには、大きな音出すとか迷惑行為をしなければって言う所で。そういうのを含めれば、マナーが良ければ、今のところ問題はないのかなぁって、ちょっと引け目を感じながらやってる感じですね。

ーーマナー重視ってことですね。

主催者:そうですね、とにかくそれが先です。うん。

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自分達の居場所

1時間ほどお邪魔しただけなので、すべてを知る訳ではないが、少なくとも参加者は、主催者の「とにかくマナー」という言葉通り、マナー遵守につとめていたように思う。

むしろ、ミーティングに関係ないであろう、高級スポーツカーがすごい勢いで走り回ったり、爆音でアクセルを煽り走り回っていた。

参加者だけでなく、ギャラリーもマナー意識を持ってほしいものである。

クルマ好きが集まる事は決して悪い事ではないはずだ。しかし、パブリックイメージが良くない事も確かだ。

今の社会システムは、とかく目立つものをやり玉に上げる風潮がある。そこに真実はない。

でも、だからこそ、イリーガルなイメージのあるストリートミーティングを理解してもらう努力が必要だ。

六発遊具から学ぶ!!ミーティングのあり方

迷惑行為をして、冷ややかな視線を集めるよりも、自分達の居場所を必死に守ろうとする人達の姿はカッコいい。

Written by: Maruyama
この記事のMedia crew
Photographer Tomotasu
Photographer Shu
Photographer hpg
Photographer Zaru
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カメラマンのyuta
Photographer Yuta
カメラマンのDai
Photographer Dai
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カメラマンのlucky
Photographer Lucky
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