StreetChic > Interviews > Fenderist > イシカワボディのS13シルビアと180sx登場!!シーンを沸かせたサイドシル着地とは!?チャネリングにノッチ加工、パイプフレームにナロー化までやっていた!?フェンダリストなこだわり、マネしたいアイデアが満載!!

イシカワボディのS13シルビアと180sx登場!!シーンを沸かせたサイドシル着地とは!?チャネリングにノッチ加工、パイプフレームにナロー化までやっていた!?フェンダリストなこだわり、マネしたいアイデアが満載!!

S13シルビアと180sxがイシカワボディから登場、チャネリング、ノッチ加工、パイプフレーム、ナロー化、フェンダリストなこだわり!!

このシルビアと180sxは、全国のカスタムフリークに刺激を与えてくれた。

クラフトマンやフェンダリストが、軒並み好評価だったのも印象的だ。

それほど刺さる物があったかと思う。

シルビアにおいては、その低さに目がいくが、その感想は安直であろう。間違いなく車高もスペシャルであるが、むしろこのフォルムを形にした手法やアイデアを知ってほしく思う。

イシカワボディ

「正直、こうやってここで、田舎で仕事してると実感はないですけどね(笑)」

静岡の浜名湖沿いで看板を構えるイシカワボディで、昨今の注目度について話していた。
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作業場には、ドリ車やミニトラックなど色んなクルマが置いてあり面白い。

180sxについては、2018年のWEKFESTとFENDERISTで見た事があったが、それからホイールが変わっていたくらいで、そのままの姿だ。

初めて見た時は180sxに耳ありフェンダーが、あまりにも違和感がなく驚いたと同時に何故今までなかったのかと不思議に思ったくらい。

「ちょっと今風の180sxを造ろうって思って。で、ほんとフェンダーだけ。触るのは。エアロとか純正で、あたかも日産が売ってたかのような、そんな感じにしようと思って」

現代風のフェンダー

いわゆる純正ライク、純ベタ仕様と近い物があるのだが、この車両を見ればフェンダーがいかに車両のイメージを左右するのかよく分かるだろう。
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「膨らみは、このあたり(ボンネットに近い位置)からなんですけど、本当にキワだけ残してっていう感じですね」

いきなり真相に近づくが、イシカワボディのフェンダーは、フロントから見るとボンネットに近い位置から外側に広がっているのが分かる。寝かしているという表現の方が伝わりやすいだろうか。

オーバーフェンダーやブリスターフェンダーの形状を参考にすると、もう少し真下に下がってアーチに近づいた所で外側へ膨らませるのが定石ではないだろうか。
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「純正風に見せる為には徐々に延長しないと、いきなりポコって出たら社外っぽくなっちゃうんで。出幅は実はそんなに出てないんです、後ろが40mmで、前とか20mmしか出てないです。形的にすごく出て見えるってだけで。角度が変わってるから、凄い出て見えるんですよね。たった20mmしか出てないんですけど、フェンダーを寝かしたもんで、すごくワイドにも見えるんですよね」

アーチ

特にこの形状を実現するにはアーチの高さが重要なポイントになっているそうだ。

「アーチの高さがものすごく大事で、これがもし元の位置だとしたらクルマの雰囲気全然違うんですよ。この数センチってものすごくデザインに影響でかくて」

仮にフェンダーを寝かせたまま、外側に出し続けるとしたらかなりのワイド化になってしまう。それを純正と遜色ない所で抑えるには大きな耳を付け、さらにアーチを大幅に上げる。
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そして、大幅に上げたアーチには19インチのホイールをセットしてフェンダーとリムのクリアランスを詰める。

と、これらは全て依存関係にあって本人曰く、現代風のフェンダーにしただけとの事だが、しっかりとバランスを考えないと形にならない。

純正と遜色のないように見えるが、その実ものすごく手の混んだセットアップだったりする。

これがイシカワIZMといった所。

フェンダー職人

イシカワ氏の得意分野はドリフト。ドリドレでは常連で元はAE86や1jzを積んだマークⅡバンでドリフトしまくっていた人物。

受ける印象は、世の中の動向に左右されず自分の好きな事を形にできる芸術家肌。これだけのスキルと感性を持ちながら誇張せずありのまま素直に話してくれる。
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s13シルビアと180sxのフェンダーのインパクトが大きいがフェンダー制作はこれがはじめてではない。

「フェンダーは昔からやってたっす。それこそ、今は全然違う仕事ですけど、会社立ち上げた時は仕事が全然なかったからVIPカーとかのフェンダー制作とかもらってて。セダンとかの。なのでフェンダー造るノウハウとかは意外と持ってて、で、フェンダー造るのは好きなんですけど、エアロパーツとかが苦手で、わりとこういうだけやってたんですよ」

「マーバンもエアロなしのフェンダーだけみたいなやつで。86もそんな感じですね。鉄板です。これも突貫なもんで作業時間は一瞬でしたね、その変わり雑っすよ」

閃き

さて、s13シルビアを解剖していきたいと思う。
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「オープンカーが欲しかったんですよ、そう、単純にオープンカー。で、パッと見つけられたのがシルビアかE36だったんですけど。最初はE36を買おうと思ってたんですけど、買うタイミング逃しちゃったんですよ。で、シルビアを見つけて買って。でも、あまりにもボロくて、どうしようかなって思ってる時に、またもう一台見つけて。2台買ってニコイチにしてるんですよ(笑)」

そこから、何故この極限まで薄いシルビアが出来上がったのだろうか?

「s13シルビアって元々薄いんですよ、で、だいたいコンバーチブルのクルマって後ろとかは高くなってるんですよ、ホロー収めるために。そう、リアがコンモリする?でも、このクルマは無加工でこれなんですよ」
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「あっ、これ薄いから、もっと薄いの強調したら絶対カッコよくなるなって思って。で、まぁコンバーチブルだからエアサスとかもオシャレでいいんじゃないかなって思って。よし、じゃあこうなったらエアサスでペタっとした誰よりも薄いの造ってやろうと思って、こうなったんですね」

ベースになったのはオーテックバージョン。s13のコンバという素材をディフォルメしたいといった初見の閃きがきっかけだったようだ。

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チャネリング

エアサスのマネージメントはAIRLIFT、バックはAirREX。エアサスなものの思い描いている低さには程遠かった為、下側のブラケットを加工してネジ山をかせいでいる。

ちなみにコンバーチブルは、ホローを格納する関係上、足回りのアッパー側を加工するのは色々と難しいそうだ。

足回りだけでは、ここまでの低さは実現できないであろう。本車両はトラッキンやドラッグカーなどで見られるチャネリングが施されていて、メンバーも40mm程度上がっている。

「そうそう、後ろも前もCノッチみたいにして。メンバー自体も加工して(笑)うん、そう、それでやっとサイドシルが着いたんですね。サイドシルって本来はフロアやフレームが下に出てるから、絶対にサイドシルって着かないじゃないですか」
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イシカワ氏のポリシーだろうか、こうした作業も見えない所であるが切った貼ったという感じではなく、強度補強をした上で元の状態より強くて綺麗に仕上げたという。

ベースはサビだらけの状態だったというからレストアも兼ねた作業でもあったようだ。

サイドシル着地

「そうですね、これがやりたかったっすね。なんか薄いシルビア造ろう、じゃあエアサスだ。エアサスやるんだったら、サイドシル着地させんと駄目でしょっていう、友達と話になって。サイドシル着地はたぶん結構大変です(笑)でも、ドリドレ行くとめちゃくちゃ低い人いますよね、それで走っちゃってるし。気合いもすげーなって思うすね」

サイドシル着地という言葉はなかなか聞かないだろう。ましrて国産のシルビアでとなると尚更だ。

それが、どのくらい薄く低いかはガードレールの高さ程と言えば伝わるだろうか。
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「最初は、サイドを下に延長(サイドステップのように)しちゃえば簡単に着地するじゃんって、ゆるい考えでいたんですけど、だんだんそれはカッコ悪いって思い出して、ここイジらない程薄く見えるじゃないですか?そっちの方向だなって思って」

こうしてエアロレス化を徹底し、サイドシルを実際に着地させるに至る。低さの限界点についてはリアを基準にして決めたそうだ。

「そうですね、どっちかと言うとリアが先に限界がきちゃうもんで、それに前を合わせてるイメージですね。前は上げようと思えば、どこまででも上がっていくと思う(アーチの話)、ボンネット閉まらんくなるけど(笑)後ろはアッパーアームが当たるとか色んな事が起こるので難しいんすよ」

誤算

「アーチって上に来れば来るほどクルマって薄く見えるから、まぁ、ここまで来たら極端なクルマにしちゃおうと思って」
S13シルビアと180sxがイシカワボディから登場、チャネリング、ノッチ加工、パイプフレーム、ナロー化、フェンダリストなこだわり!!

ハードカスタムな手法で、薄くしようという当初の目的を達成できたが、骨格となるボディ加工が終わった時点で、180sxと同じイシカワボディのフェンダーをあてがってみた所、大幅にホイールに被ってしまったそうだ。

フィッテングのスタイルでも、スラムドは数センチでその印象が変わってくる解釈が難しいスタイルでもある。

「被り具合は大事ですね、被らなすぎてもインパクトないし、被りすぎると下品になるし。BBSは18インチの10.5jです。オフセットはよく分からんす、リバレルなんで(笑)ハハハ。前後通しです。17から18のバブルリップって言うのかな。タイヤはピレリの225の35です」
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手順としては、リバレルしたBBSのスーパーRSを前後に履かせて、その上でこの車両に合わせてフェンダーの加工に入ったそうだ。

気になったのだが、低さを追求するのであれば17インチという選択もあったのではないだろうか?

「結局クルマを薄くしたいから、17にするとあそこまでアーチ上げる必要ないじゃないですか。何なら19に出来ればもっと良かったんですけど、ホローの骨があるから、18の225の35がサイドシル着地には限界サイズだったんですよ。19いけたらもっとクルマを薄くできたと思うんですよね」

単純に口径を小さくすれば車高は下がるが、クルマを薄くするという発想においては、アーチを上げて車高を下げた方がボディ自体は薄くなるという話。
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車高を下げる事とクルマを薄くするという事はイコールではないというのがよく分かる。

s13シルビアのライン

結果、シルビアのフェンダーはイシカワボディフェンダーをベースに鉄板でアレンジされた。

リアフェンダーを参考にすると、上部ドアのエッジからフェンダーのアーチトップまでの曲線、下部サイドシル付近からアーチまでの曲線が上下同じラインを描いている。
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こうしてリアのクォーターパネルは自然なラインで膨らみを持つことができる。

このラインが極端なアールを描くと社外感が出てしまう。だから、ドア下のエッジにあたる部分が拡張されている。

フロントを見ると同じラインでの試みが見られるが、アーチまでの距離が短い為に急にアールを描いて強引になってしまった。本人はこれを非常に気にしている。
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「僕、クルマって真横が一番大事だって思ってて、真横が美しいクルマはだいたいどの角度もカッコいいんですよ。だから真横を意識して造ってますね」

フェンダリスト

仕事とは違い遊びと割り切っているが、やはり満足のいかない所は気になるようだ。

このフェンダーの造形についてはどのような作業で行われたのだろうか?そもそも設計図などあったのだろうか?

「もうホント、その時のノリみたいな。フリーハンドみたいなもんすね。パテですね、叩きながらだとイメージが湧きにくくて、結局、最終的には鉄板でやってるけど、パテで調整してます。削りながら考えてく感じです。勿論ベースはある程度造っておかないとパテで追いつかないんであれですけど」

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パテでの造形でも、ここまで繊細な形状となるとある種、芸術の領域になってくると思う。彫刻の世界だ。

「たぶん頭の中にはあったと思うんですよ、常にフェンダーの形の事考えてるんで(笑)好きだから。で、それを鉄板だけで造っちゃうと後で修正効かないから、ある程度ゆとりもってベース造っとくんすよ。で、パテを盛りながら形を決めていくんです、で、削ってそれをもっと綺麗にしていくって感じです」

これぞフェンダリストといった感じだ。

内装

外装の話ばっかりになったので、他の所も見ていこう。
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室内はもはや清々しい程のドノーマルだが、どうだろうか?今や新鮮に見えるし、これを意図的に狙ってくるイシカワ氏の外しコーディネートにもセンスを感じる。

サイドバーは、コンバーチブルの強度のなさを補う為らしいが「これで来年のドリドレでドリフトしようかな」と驚く発言も飛び出した。

唯一コンセプトとは別に付けてみたかったというチルトンのオルガンタイプのレーシングペダルも面白い。

その他

その他の概要は以下になる。

エンジンはCAで、メタルガスケット、ハイカム、エキマニ、GTSSタービン、リンクコンピューター。

駆動系はオグラクラッチ、フライホイル、デフ。燃料系はインジェクターと燃料ポンプがGTR用。

ボディカラーはMAZDAのソウルレッドのベースを荒くして赤を濃くしている。
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パイプフレームとナロー化

ボンネットを開けてもらうと、イシカワボディ独特のエンジンベイ。

「これは鉄ですね、フェンダー以外は基本的に鉄です。全部隠しちゃってありますけど、中はパイプフレームになってるんす。シンプルになるようにパイプフレームを覆ってる感じ。で、メンテナンスしやすいように脱着できる蓋を造って」

「実はストラットの位置を内側に持ってきてナロー化もしてあるんですよ」
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これには驚いたのではないだろうか?まさかパイプフレームにナロー化までしてあるとは思いもよらなかった。

聞くとパイプフレームでかなり強度を上げているらしく、ナロー化に関しても、内側に移動させて元々付いていたタワーの傾斜を少しきつくしているそうだ。

アイデア

エンジン周辺を見ると、ワイヤータックが施されているかと思いきや、していないとの回答。これはどういう事なのだろうか?

「タックはしてないです、ほとんど機能はそのまま、隠してるっていうか見えない所に通してるだけで」
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つまり、配線類はすべてカバーの中に収納しているそうだ。これは今までありそうでなかったアイデアではないだろうか?

ジャッキで上げてホイールを外せば、すべて配線が見え、脱着できる蓋も内側にあるので、むしろ純正のごちゃごちゃしたエンジン内の配線レイアウトを考えると、こっちの方がメンテがしやすいのかもしれない。

「そうなんですよ、めっちゃ楽ですよ。たぶんトラブルにもなりにくい?のとタックってすると、なかなかその人にしか分からなかったりするんですけど、これは純正ハーネス使ってるし、いじりやすいと思うんですけど。分かんないけど(笑)」

そして、これもまたイシカワボディ独特の手法だが、ヘッドカバー以外がブラックアウトされていて、CAエンジンがまるで別物のように見えてしまう。
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「そうです、CAがちょっと新しく見えますよね。SRよりもCAは薄いもんで、メンバー上げてもボンネット加工しなくてもいいんですよね。ボンネットいじるとラインが崩れちゃうから。SRはフルセットで持ってんすよね、載せ替え用に。だけどCAの方がカッコよく見えてきたし、いいかなって思って」

塗装については、どのような塗料を使っているのか非常に気になる所だ。

「ちょっと特殊なやつ。ストーブ用の塗料(笑)シャーシブラックだとこうならないんすよ。で、この状態のまま吹いて(笑)ハハハ。いやいや、手抜きなだけです」

主観であるが、結果を生む手抜きはアイデアであると考えている。工具だって手軽に何かを外したり付けたりするアイデアから生まれていると考えるからだ。

「良いこと言うっすねー。そうそう、僕もそう思うんです。どんだけ綺麗に、時間をかけずに手抜きするかですよね(笑)」
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「エンジンルームはやってあるようで、実際はほとんどやってないし。最低限の手間で楽して綺麗に魅せてるだけです。ワイヤータックもやってなくて、快適仕様な物は全部残してるし」

イシカワ氏のこうしたアイデアや発想は、全国のカスタムフリークに届いて欲しいと思う。

共感

カスタムシーンに一石を投じたであろうS13シルビア。通常なら達成感のような言葉を述べるのではないだろうか?しかし、当の本人は周りの評価も程々に、自身の作品について追求をさらに深めているようだ。
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「それがですね、思ってたよりも違和感がすごくて。薄くてこういう感じにすれば絶対カッコいいなと思ってたんですけど、自分の中では違和感の方が大きくて、デザインを消しすぎちゃったのかなぁって。うん。スムースな程美しいと思ってたんですよ。けど、完成させてみたら美しいけど、角度によっては違和感すごいんですよね。ノッペリしちゃってるって表現が一番しっくりくるかな」

「エアサスのフェラーリの方とこっそり比べたら、一応こっちの方が低そうでしたね(笑)フェラーリとか写真とか見ながら、ちょっと目標にしてたんですよ。シルビアは薄いのは薄いけど、やっぱりフェラーリは芸術的ですね(笑)やっぱ美しいですよ、薄くてもちゃんとデザインが散りばめてあって、あぁ、やっぱり凄いなぁって。薄さだけは勝ってたっぽいけど、それだけじゃないなぁって思った(笑)」
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しかし思う所がある。イシカワボディのS13に何故注目が集まったのか?それはカスタムカーゆえの美しさがあるからだと思う。

あくまで個人的な主張だが、芸術は完成度が高ければ高くなるほど面白くなくなる。完璧であればあるほど、それが当たり前になり魅力は薄れていく。

だが、ストリートで培われたアートや音楽。手造りな物には温もり、温度があり、商業的な横ヤリもなく自由だ。ゆえにそこには真実がありロマンがある。

それこそ、ストリートシックやフェンダリストがずっと追い求めている物であって、より多くの人に伝えたい事である。

「そういう所まで理解してくれる人には良さが分かってもらえるかもしれないなぁ」

イシカワ氏と共感できた瞬間。

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クルマ遊び

わずか半年でシルビアをここまで仕上げたと考えるとかなりハイペースであるが、そこに何か楽しみを見つけたのだろうか?また今後の構想やその意欲はあるのだろうか?

「何が楽しいかよく分からんす。たぶん乗りたいだけかなぁ。これとかも何楽しみにやってたって言ったら、子供とドライブするの楽しみにやってましたね。何よりもそれを想像しながらやってましたね。子供も早く乗りたいって言ってて」

「次は、アレやろうとしてる(笑)ハハハ。意欲も何もあれですね。ただ好きでやってるだけだし。プラモ?ホントそう、ホントそう。子供がプラモにパテ盛ってフェンダー造る感覚すっよ(笑)ハハハ」

そう話す視線の先には、次に手掛けるマシンがすでに置いてあった。
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イシカワ氏にとってクルマ遊びとは、肩に力が入るような特別な事ではなく、日々の生活に溶け込んだワンシーンにすぎない。おそらく、それはこれからも変わることはないのだろう。

シルビアに乗るという目標も叶ったという話を聞いて、子供二人が髪をなびかせてリアシートではしゃぐ姿が目に浮かんだ。

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